プロローグここは平和な麻帆良学園。しかし悪魔の手は徐々に忍び寄っていたのだった。それと比例して日に日に妖怪は増えていった。 「カモネギさん。なかなか多いですね。」 そういったのは桜咲刹那。3-Aの生徒だ。神鳴流剣士で妖怪退治の真っ最中だ。 「そうでござるな。ちっ、ここはあれを・・。ネギ流奥義北斗吹雪三滅之章!!」 そうすると妖怪を完全に消滅させた。ちょっとかっこつけたポーズを取ったのがカモネギでネギ流剣士、3-Bの生徒だ。 「刹那殿。確か8月12日に魔法界へ行くのでござったな。どうでござるかな。」 「あ、はい。みんな修行がんばってますよ。特にネギ先生とかアスナさんとか。」 「そうでござるか。拙者たちも竜の国に行く事になってな。ちょっと問題が起こってな。ノルウェーにいくつもりじゃ。12日な。」 「え、奇遇ですね。がんばってください。では失礼します。」 「あ、お休み、刹那殿。えっと、あのーすすすす・・すき焼き好きですか!」 「う~ん、好きですけどどうかしましたか。」 「なんでもないでござる。」 「?」 刹那は全く分からなかったが、カモネギは真っ赤になっていた。刹那とカモネギは不消化のまま寮に帰っていった。 その頃、ある屋敷ではこんな計画が話されていた。 「ふふ。このフェレスの話を聞くが良い!」 フェレスという少年は家来達に説明していた。竜の国に行こうとかなどの秘密の計画を話していた。恐るべき計画を・・。そして、これからの災厄への計画を・・。このことに気づくものは今は誰もいなかった。これに気づいていればこれから起こる災難もなかったろうに・・。 |